銀座Rails#4を開催しました。
2018/12/21(金)に、リンクアンドモチベーション様の会議室をお借りし、銀座Rails#4を開催しました。
https://ginza-rails.connpass.com/event/108072/
当日のtweetの様子です。
https://togetter.com/li/1302469
スポンサーセッション Forkwell様
いつもドリンク等のご支援を頂いているForkwell様。 今回登壇した中野さんはなんと、インターンの大学生であるとのこと。 緊張しているような雰囲気を見せることもなく、スムーズにお話をされていました。
エンジニアイベントのサポート金額がついに1000万を超えたとのことで、これを中野さんの出身地である宮崎の名産である高級マンゴーに例えると2000個分!とアピールされておりました。
高級マンゴー、美味しいんでしょうねぇ...。ちなみに私が食べた一番美味しかったマンゴーは、ミニストップのパフェに乗っているやつです。
今回も提供されているサービスのご紹介と、当日参加されている方のためのキャンペーンを実施されていました。 https://forkwell.com/
atsss(伊藤 敦之)さん「Rails アプリを個人開発からチーム開発に成長させる」
株式会社ローカルワークス社にお勤めのatsssさん。 「趣味は寝坊と夜更かし。今週は一度も出社に間に合っていない」宣言で場をあたためた後、 社内で一人で始めた開発が、どのようにチーム開発へと移行していったか、その経緯をお話されました。
UIの設計をSketchで実施した後、フロントエンドにどのJavaScript frameworkを使うかなど、 各種技術の比較と採用理由などについて、実際の検討過程を紹介されました。
qsonaさん「Microservice is dead. Long live microservice (with Rails)」
https://speakerdeck.com/qsona/microservices-is-dead-long-live-microservices-number-ginzarails
FiNC Technologiesにお勤めのqsonaさんは、Microserviceに関する考察の発表でした。
自らを「マイクロサービス穏健派」と位置づけるqsonaさんは、マイクロサービス原理主義を唱えるべき時期は過ぎたとし、 「コンセプト」と「エコシステム」という観点から、うまくマイクロサービスと付き合っていこう、という話をされました。
それに関連し、Railsの機能の分割/統合、MicroFrontendとの組み合わせなど、周辺技術に関する話題を展開されました。
会場スポンサートーク リンクアンドモチベーション様
毎回綺麗な会場を提供して下さる、リンクアンドモチベーション様。 毎度お馴染み採用責任者の尾上さんからのスポンサーセッションでした。
今回はいつもの「モチベーションクラウド」のご説明はそこそこに、主に採用情報に関する具体的な話をされていました。 https://www.wantedly.com/companies/lmi/projects
公式ページの採用情報でも、現在最上位に「Webエンジニア」の求人が載っておりました。 https://www.lmi.ne.jp/recruiting/midcareer/jobs/
現在Webエンジニアを絶賛募集中との事です。
t_wada(和田 卓人)さん「地獄の軽減税率シミュレータライブコーディング」
ゲストスピーカーとして、TDDやテスト駆動開発』『プログラマが知るべき97のこと』『SQLアンチパターン』の翻訳で著名なt_wadaさんに登壇頂きました。
「本日の講演内容に何らかの政治的意図はありません」との前置きをした上で、今話題の軽減税率についてのライブコーディングを披露して下さいました。 簡単な事例に対しテストを書き、失敗させ、実装し、テストの成功を確認し、またテストケースを追加し、失敗させ、実装し...を高速に回しながら、どんどん複雑になるモデルを実装していきました。
やはりライブコーディングは難しく、一部うまくいかないところなどもありましたが、その度に聴衆を巻き込みながら話は進み、大変盛り上がったセッションとなりました。
次回、銀座Rails#5について
次回の銀座Rails#5は、2019/01/25(金)に開催致します。 ゲストスピーカーとして、著書「パーフェクトRails」や各社の技術顧問として著名な、willnet(前島真一)さんをお迎えします。
現時点でまだ発表枠が1つ残っております。残席もございますので、お気軽にご参加下さい。
[本編] https://ginza-rails.connpass.com/event/112093/
[懇親会] https://74284f630e710a7c63f8599d5f.doorkeeper.jp/events/85101
銀座Rails#3を開催しました
2018/11/21(水)に、リンクアンドモチベーション様の会議室をお借りし、 銀座Rails#3を開催しました。 今回も100人を超える方にお越し頂き、大盛況となりました。
https://ginza-rails.connpass.com/event/105414/
当日のtweetを、登壇者でもあった @igaiga555 さんがまとめてくれました。
https://togetter.com/li/1290813
topは4次会のラーメンの写真です。すみません...
スポンサーセッション Forkwell様
今回もForkwell様にドリンク等の支援を頂きました。 登壇されたのはいつもの増田さん。プレゼンテーションも安定感が増しております。 Forkwellのコンセプト「成長し続けるエンジニアを応援する」を、創業時の言葉「転職しないで済むなら最高ではある」を紹介しながらご説明頂きました。 またコミュニティ支援を継続して行っており、今年は既に900万円を超えているとのこと。これは瓶ビール82年分、獺祭1111本分に相当するそうです!
リニューアルされたForkwellポートフォリオについてのご説明と、それに伴うキャンペーンの概要についてお話頂きました。
@igaiga555(五十嵐邦明)さん「RubyおよびRails書籍の分類と一考察2018年秋版」
https://speakerdeck.com/igaiga/ginza-rails-vol3-igaiga
株式会社万葉の元社員の五十嵐さん。他の登壇者の大場さん、櫻井さんは現時点で株式会社万葉の方なので、今日は一部の参加者から「万葉まつり」と呼ばれておりました。
まず五十嵐さんの立場から、知人や関係者の本を推す、自称「えこひいき」が発生することを事前に説明。 Railsの本は少なめだと話をしつつ、その日登壇される他のお二方が執筆した「現場で使える Ruby on Rails 5速習実践ガイド」をまずは推薦。 次にRubyの本を並べ、ターゲット毎にどのような本がどのようにおすすめかを解説。更にはClassicsと称してRails以前より出ていたRubyの本、更にはBOOTHで販売されている本などを次々と紹介し、最後に「もう自分は本を書くのは疲れたので、みんな書いてほしい」と呼びかけていました。
@tatsuoSakurai(櫻井達夫)さん「現場で使えるゆるいペアプロ」
https://speakerdeck.com/tatsuosakurai/light-pear-programming
「現場で使える Ruby on Rails 5速習実践ガイド」の著者でもある櫻井さん。ペアプロ前にあった課題、例えば「わからない事があったら相談しよう」作戦が機能しないことなどを挙げ、それをペアプロによって解消するという話をして頂きました。 ペアプロを気軽にする上でおさえておいた方が良い点を挙げ、実際に実施したメンバーの声など、具体的なTipsを多く公開。参加者の多くはペアプロ経験者でしたが、なるほどと頷く姿も多く見られました。
個人的には、顔文字アップによる独特な間のとり方が印象的でした。
会場スポンサー リンクアンドモチベーション様
いつも綺麗な会場をご提供下さる、リンクアンドモチベーション様。 初めて来た方々は一様に、その設備の良さを口にしていました。
今回もRails製のサービス「モチベーションクラウド」の解説が主でしたが、今回はさらに銀座久兵衛でお寿司を奢られながら話をする回についても宣伝されていました。 今後も実施されるとのことですし、会場の空き状況なども定期的に公開しておられますので、気になる方は担当の尾上さんのアカウントを定期的にチェックしてみてはいかがでしょうか。 https://twitter.com/entrylmi
@nay3(大場寧子)さん「"Railsで開発できる"への道」
https://speakerdeck.com/nay3/railsdekai-fa-dekiru-hefalsedao
株式会社万葉社長の大場寧子さん。「現場で使える Ruby on Rails 5速習実践ガイド」を書くにあたり、「初心者を"Railsで開発できる"に導けるものを」との思いを持っていたとのことです。
まずは、「学ぶことと考えることを往復する」大事さを説明。株式会社万葉ではプログラミング実務未経験者でも採用しているとのことですが、実際にエンジニアを育てたことによる知見と、その知識を記載した本の各章に込めた思いを述べられ、参加者の方々の共感を呼んでいました。
次回、銀座Rails#4について
次回の銀座Rails#4は、2018/12/21(金)に開催致します。
ゲストスピーカーとして、TDD 実践者であり『テスト駆動開発』『プログラマが知るべき97のこと』『SQLアンチパターン』を翻訳/監訳された和田卓人さんをお迎えし、Ruby on RailsやRSpecをからめた話をして頂きます。
現時点で残席ございますので、お気軽にご参加下さい。
[本編] https://ginza-rails.connpass.com/event/108072/
[懇親会] https://74284f630e710a7c63f8599d5f.doorkeeper.jp/events/84035
銀座Rails#2を開催しました
去る2018/10/21(木)に、前回と同じくリンクアンドモチベーションさんの会議室をお借りし、 銀座Rails#2を開催しました。
https://ginza-rails.connpass.com/event/102056/
「Railsについての知識を交換」ということで、今回もたくさんのtweetを頂きました。 雰囲気の一部が伝わるかと思いますので、興味のある方は以下のtogetterを御覧ください。
https://togetter.com/li/1278321
スポンサーセッション:リンクアンドモチベーション様
前回に引き続き、会議室の貸し出しだけでなく、設営や受付等の運営、ゲストスピーカーの招致にもご協力を頂きました。 会議室は150人も収容可能で、参加者の方にも綺麗だと好評でしたが、リンクアンドモチベーション様曰く「技術イベントに積極的に貸し出したい」とのことでした。 ご興味のある方は twitter @entrylmi さんまで問い合わせてみてください。
セッションでは今回も、サービスとして展開されている「モチベーションクラウド」をご紹介頂きました。 連続で参加されている方は、だんだんモチベーションクラウドに詳しくなってきたという声も。 また、継続的にRailsエンジニアを募集中との事でした。
スポンサーセッション:forkwell様
こちらも前回に引き続き、ビールなどのドリンクをご提供頂きました。 様々なコミュニティ支援をされており、今までの累積支援金額も前回よりもぐっと増えているとのことです。 また総額4000円相当のForkwell登録キャンペーンを、今回も会場限定で実施されておりました。 セッションでは「エンジニアの立場に立ったサービス」として、展開されている複数のサービスをご紹介頂きました。
@yhirano55(YOSHIYUKI HIRANO)さん「カンファレンス型技術イベントの作り方」
https://speakerdeck.com/yhirano55/how-to-organize-a-tech-conference
参加者300名を超えるRailsのイベント「RailsDevelopersMeetup」を主催されている @yhirano55 さん。 登壇は初めてとの事で若干緊張気味とお見受けしましたが、プレゼンが始まるとその勢いで会場を飲み込んでおられました。 カンファレンス型技術イベントの作り方として、イベント作りの流れを企画、集客、実施、振り返りの各フェーズについて説明され、 主催者の心得やRailsDevelopersMeetupの成り立ちについても熱く語られました。
@Spring_MT(春山 誠)さん「Swagger(OpenAPI 2.0)を使ったAPI仕様Drivenな開発」
https://speakerdeck.com/spring_mt/api-spec-driven-development-with-swagger
DeNA社にお勤めの @Spring_MTさんは、アプリ「リリップ」の開発にあたり、 APIサーバはRails、クライアントはWeb、iOS、Androidを想定。 開発スピードを上げ、検証をすばやく上げるために、クライアントとサーバを並列で開発することにしたとのこと。 その手段としてSwaggerを用い、API仕様を開発時に使えるようにまとめつつ、mockを利用しながら開発する方式を取ったそうです。 セッションではその際の様々な工夫をシェア頂きました。
@joker1007(橋立 友宏)さん「ActiveRecordだけで戦うにはこの世界は複雑すぎる」
ゲストスピーカーとして、OSS活動やCTOオブ・ザ・イヤー2016、TokyuRubyKaigi LT王として著名な、Repro社CTOの @joker1007さんに登壇頂きました。 Railsは大体のWebアプリケーションを作ることができ、その便利さを支えるのがActiveRecordではあるものの、頼りにならない場面が頻出するのもまたActiveRecordであるとのこと。 その実例や対策などを述べつつ、大きく成長するアプリケーションを支える難しさと面白さを語って頂きました。
次回銀座Rails#3について
次回の銀座Rails#3は、2018/11/21(水)に開催致します。
ゲストスピーカーとして、Ruby on Railsのプロフェッショナル集団、株式会社万葉の大場寧子さんをお迎えし、「"Railsで開発できる" への道」を語って頂きます。 まだ残席ございますので、お気軽にご参加下さい。
https://ginza-rails.connpass.com/event/105414/
また懇親会も募集中です。 前回おいしいと好評のビールの飲み放題だけでなく、登壇者の方と直接お話する機会を持てる貴重な場でもあります。 残席限りがございますので、お早めにご検討下さい。
https://74284f630e710a7c63f8599d5f.doorkeeper.jp/events/81783
GObject introspection入門で詰まっている
% meson --version 0.48.0 % ninja --version 1.8.2
- workshop-materials/gobject-introspection/opencv-glib/ をコピーしてくる
- そのコピーしてきたdirに移動(https://github.com/RubyData/workshop-materials/tree/master/gobject-introspection/opencv-glib に相当)
- サブディレクトリを作らない形でmesonのconfigureを実行
% meson ../opencv-glib.build \ --prefix=/tmp/local \ --libdir=lib
- ninja -C ../opencv-glib.build test を実行、OK
- ninja -C ../opencv-glib.build install を実行、問題なし
- ninja -C ../opencv-glib.build dist
ninja: Entering directory `../opencv-glib.build' [0/1] Creating source packages Dist currently only works with Git or Mercurial repos. FAILED: meson-dist /usr/local/Cellar/meson/0.48.0/libexec/bin/meson --internal dist /Users/kono/project/rdt/ovtest/opencv-glib /Users/kono/project/rdt/ovtest/opencv-glib.build /usr/local/Cellar/meson/0.48.0/libexec/bin/meson ninja: build stopped: subcommand failed.
git管理下でないとだめなのかと思い、opencv-glib/の下でgit initを実行 もう一度distを実施
% ninja -C ../opencv-glib.build dist [~/project/rdt/ovtest/opencv-glib] ninja: Entering directory `../opencv-glib.build' [0/1] Creating source packages Cloning into '/Users/kono/project/rdt/ovtest/opencv-glib.build/meson-dist/opencv-glib-1.0.0'... warning: You appear to have cloned an empty repository. done. Testing distribution package /Users/kono/project/rdt/ovtest/opencv-glib.build/meson-dist/opencv-glib-1.0.0.tar.xz. Error during basic setup: Neither directory contains a build file meson.build. Running Meson on distribution package failed FAILED: meson-dist /usr/local/Cellar/meson/0.48.0/libexec/bin/meson --internal dist /Users/kono/project/rdt/ovtest/opencv-glib /Users/kono/project/rdt/ovtest/opencv-glib.build /usr/local/Cellar/meson/0.48.0/libexec/bin/meson ninja: build stopped: subcommand failed.
- failed発生、なおtar.xzは生成されている
% ls ../opencv-glib.build/meson-dist opencv-glib-1.0.0.tar.xz
銀座Rails#1 開催レポート
去る2018/9/20(木)に、リンクアンドモチベーションさんの会議室をお借りし、 銀座Rails#1を実施しました。
https://ginza-rails.connpass.com/event/97820
銀座Railsとは
銀座Railsは、現時点では「Railsについての知識を交換し、日々の開発に役立てていこう!という人々の集まるコミュニティ」と定義しております。
今回はゲスト登壇者として、RubyとRailsのコミッターである松田明(@a_matsuda)さんをお招きし、 また発表者の公募の開始初日からお申込み頂いた@uuushiroさん、@rerostさんに発表をして頂きました。
また参加者の方にはハッシュタグ 「#ginzarails」 にて、twitterでの発表者の方へのフィードバックをお願いしたところ、たくさんのフィードバックを頂きました。 銀座Rails#1 - Togetter
スポンサーセッション:リンクアンドモチベーション様
150人収容可能で綺麗な会議室を貸して頂いただけでなく、 設営や受付等の運営、ゲストスピーカーの招致にも多大なるご協力を頂きました。 ありがとうございます。
セッションではリンクアンドモチベーション様で運営されている「モチベーションクラウド」の詳細についてご説明頂きました。 モチベーションクラウドはRailsで書かれており、現在技術者を積極的に募集されているとのことです。
スポンサーセッション:forkwell様
各種イベントでお馴染みのforkwell様に、ビールとソフトドリンクを大量にご提供頂きました。 ありがとうございます。
セッションではforkwell様の各種サービスについてご説明頂きました。 なお、「登録するとちょっと高くて悩ましい技術書が買えてしまうほどのAmazonギフト券が貰えるキャンペーン」を、イベント参加者限定で展開されておりました。
uuushiroさん「Railsスタートアップがやってよかったこと」
https://speakerdeck.com/uuushiro/yin-zuo-rails-number-1-uuushiro
トップバッターで発表頂いた、名古屋からお越しの@uuushiroさんは、 スタートアップ企業にてRailsを使用し開発を行っているとのこと。 「組織エンゲージメント強化」のための社内SNSサービス「TUNAG」の開発にあたり、 状態管理やツリー構造の実現をgemを利用して行っているほか、様々なgemを利用し、 またimagix、Bugsnagなどの外部サービスもうまく利用して、 「スタートアップとして集中すべきところに集中する」を方針としているとのことです。
rerostさん「RailsでProtobufを使いたくなった話」
https://speakerdeck.com/hazumirr/rails-kara-protobuf-woshi-itakunatutahua
@rerostさんの発表は、出身校である釧路高専の宣伝から始まりました。 Wantedly社でRailsを用いて開発されているそうですが、数々の機能のうち、 「スカウト機能」について、マイクロサービスとして切り出した事例についての事例を発表されました。 方針として、その他機能も今後マイクロサービスとして切り出していきたいものの、 主機能から他マイクロサービスへの通信等、主機能の責務が膨れ上がるのが懸念点であったとのこと。 そこでCloudPubSubとProtocol Bufferを採用し、 データスキーマの管理や通信の流れの簡略化に成功、またシリアライズ/デシリアライズの自動生成による恩恵も受け、 型付き言語で作られたマイクロサービス側とのやりとり時の問題なども解決できたとのことでした。
a_matsudaさん「10.years of Rails Development」
ゲストスピーカーとして、RubyとRailsのコミッターである松田明(@a_matsuda)さんにお越し頂きました。 松田さんがRailsを始めたのが10年前とのことですが、主催されているRubyコミュニティである「Asakusa.rb」が始まったのも10年前、 またgithub.comの誕生も10年前と、10年前は大きなきっかけの年でもありました。
そのきっかけの年からの今日までの、松田さんが手がけた、思い入れの深いパッチ、gem、プラグインなどについて解説。 開発に至ったモチベーションや他の開発者とのやりとり、裏話、更にはコードやコメントに込めたジョークの話まで、10年間の活動をリアルにお話して頂きました。
https://speakerdeck.com/a_matsuda/ginza-rails-1
銀座Rails#2について
次回の銀座Rails#2は、2018/10/18(木)に開催致します。
ゲストスピーカーとして、著書「パーフェクトRails」やOSS活動、 Qiitaなどでの記事で著名である、 Repro社CTOの橋立友宏(@joker1007)さんをお迎えする予定です。 現在、着々と参加者数が増え残席が少なくなってきていますが、引き続き参加者を募集中です。どうぞよろしくお願い致します。
GObject Introspectionに入門している
https://github.com/RubyData/workshop-materials/blob/master/gobject-introspection/introduction.md とても丁寧に書いてあって凄い。ありがたい。
少しずつ進めているが、macOS High Sierra 10.13.6環境で詰まったのでメモしておく。
GObject Introspection対応のところで、 gnome.generate_girをした後に再ビルド/インストールしようとしたときに、以下のようにエラーが出て止まった。
% ninja -C ../opencv-glib.build install ninja: Entering directory `../opencv-glib.build' [0/1] Regenerating build files. The Meson build system Version: 0.48.0 Source dir: /Users/kono/project/rdt/gobject_introspection Build dir: /Users/kono/project/rdt/opencv-glib.build Build type: native build Project name: opencv-glib Project version: 1.0.0 Native C compiler: cc (clang 10.0.0 "Apple LLVM version 10.0.0 (clang-1000.11.45.2)") Native C++ compiler: c++ (clang 10.0.0 "Apple LLVM version 10.0.0 (clang-1000.11.45.2)") Build machine cpu family: x86_64 Build machine cpu: x86_64 Dependency opencv found: YES (cached) Dependency gobject-2.0 found: YES (cached) Found pkg-config: /usr/local/bin/pkg-config (0.29.2) opencv-glib/meson.build:25:6: ERROR: gobject-introspection dependency was not found, gir cannot be generated.
Googleで検索したところ、以下がHit。 https://github.com/mesonbuild/meson/issues/2273
同じ現象なのか手元で試したところ...
% pkg-config --cflags gobject-introspection-1.0 [~/project/rdt/gobject_introspection] Package libffi was not found in the pkg-config search path. Perhaps you should add the directory containing `libffi.pc' to the PKG_CONFIG_PATH environment variable Package 'libffi', required by 'gobject-introspection-1.0', not found
どうやら同じで、libffiがpkg-configが見つからないのが原因との事なので、libffiをreinstallしてpathを通す。
% brew reinstall libffi [~/project/rdt/gobject_introspection] ==> Reinstalling libffi ==> Downloading https://homebrew.bintray.com/bottles/libffi-3.2.1.high_sierra.bottle.tar.gz Already downloaded: /Users/kono/Library/Caches/Homebrew/downloads/2b94fcbd05c57dd780b931b4889951260b361d368dd3be9c8a38cb2c6e310fcc--libffi-3.2.1.high_sierra.bottle.tar.gz ==> Pouring libffi-3.2.1.high_sierra.bottle.tar.gz ==> Caveats libffi is keg-only, which means it was not symlinked into /usr/local, because some formulae require a newer version of libffi. For compilers to find libffi you may need to set: export LDFLAGS="-L/usr/local/opt/libffi/lib" For pkg-config to find libffi you may need to set: export PKG_CONFIG_PATH="/usr/local/opt/libffi/lib/pkgconfig" ==> Summary 🍺 /usr/local/Cellar/libffi/3.2.1: 16 files, 297.0KB % export PKG_CONFIG_PATH="$(brew --prefix libffi)/lib/pkgconfig"
再度buildを試したところ、成功した。
% ninja -C ../opencv-glib.build install [~/project/rdt/gobject_introspection] ninja: Entering directory `../opencv-glib.build' [0/1] Regenerating build files. The Meson build system WARNING: PKG_CONFIG_PATH has changed between invocations from "" to "/usr/local/opt/libffi/lib/pkgconfig". Version: 0.48.0 Source dir: /Users/kono/project/rdt/gobject_introspection Build dir: /Users/kono/project/rdt/opencv-glib.build Build type: native build Project name: opencv-glib Project version: 1.0.0 Native C compiler: cc (clang 10.0.0 "Apple LLVM version 10.0.0 (clang-1000.11.45.2)") Native C++ compiler: c++ (clang 10.0.0 "Apple LLVM version 10.0.0 (clang-1000.11.45.2)") Build machine cpu family: x86_64 Build machine cpu: x86_64 Dependency opencv found: YES (cached) Dependency gobject-2.0 found: YES (cached) Found pkg-config: /usr/local/bin/pkg-config (0.29.2) Build targets in project: 3 Found ninja-1.8.2 at /usr/local/bin/ninja [1/3] Generating CV-1.0.gir with a custom command. g-ir-scanner: link: cc -o /Users/kono/project/rdt/opencv-glib.build/tmp-introspect49_jUZ/CV-1.0 /Users/kono/project/rdt/opencv-glib.build/tmp-introspect49_jUZ/CV-1.0.o -L. -Wl,-rpath,. -lopencv-glib -lopencv_stitching -lopencv_superres -lopencv_videostab -lopencv_aruco -lopencv_bgsegm -lopencv_bioinspired -lopencv_ccalib -lopencv_dnn_objdetect -lopencv_dpm -lopencv_face -lopencv_photo -lopencv_fuzzy -lopencv_hfs -lopencv_img_hash -lopencv_line_descriptor -lopencv_optflow -lopencv_reg -lopencv_rgbd -lopencv_saliency -lopencv_stereo -lopencv_structured_light -lopencv_phase_unwrapping -lopencv_surface_matching -lopencv_tracking -lopencv_datasets -lopencv_dnn -lopencv_plot -lopencv_xfeatures2d -lopencv_shape -lopencv_video -lopencv_ml -lopencv_ximgproc -lopencv_calib3d -lopencv_features2d -lopencv_highgui -lopencv_videoio -lopencv_flann -lopencv_xobjdetect -lopencv_imgcodecs -lopencv_objdetect -lopencv_xphoto -lopencv_imgproc -lopencv_core -lgobject-2.0 -lglib-2.0 -lintl -L/Users/kono/project/rdt/opencv-glib.build/opencv-glib -Wl,-rpath,/Users/kono/project/rdt/opencv-glib.build/opencv-glib -L/usr/local/Cellar/opencv/3.4.3/lib -Wl,-rpath,/usr/local/Cellar/opencv/3.4.3/lib -L/usr/local/Cellar/glib/2.58.0_1/lib -Wl,-rpath,/usr/local/Cellar/glib/2.58.0_1/lib -L/usr/local/opt/gettext/lib -Wl,-rpath,/usr/local/opt/gettext/lib -L/usr/local/Cellar/glib/2.58.1/lib -L/usr/local/opt/gettext/lib -lgio-2.0 -lgobject-2.0 -lgmodule-2.0 -lglib-2.0 -lintl -Wl,-framework -Wl,CoreFoundation ld: warning: text-based stub file /System/Library/Frameworks//CoreFoundation.framework/CoreFoundation.tbd and library file /System/Library/Frameworks//CoreFoundation.framework/CoreFoundation are out of sync. Falling back to library file for linking. [2/3] Installing files. Installing opencv-glib/libopencv-glib.1.dylib to /tmp/local/lib Installing opencv-glib/CV-1.0.gir to /tmp/local/share/gir-1.0 Installing opencv-glib/CV-1.0.typelib to /tmp/local/lib/girepository-1.0 Installing /Users/kono/project/rdt/gobject_introspection/opencv-glib/matrix.h to /tmp/local/include/opencv-glib
Ginza.rbで紹介した、過去面白いと思った本
Ginza.rb 第62回 おしえてRubyist!おすすめしたいおもしろい本 - Ginza.rb | Doorkeeper
こちらに参加し、以下の本から雑に紹介した。
- 作者: 藤原博文
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2003/07/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 6人 クリック: 219回
- この商品を含むブログ (59件) を見る
珠玉のプログラミング 本質を見抜いたアルゴリズムとデータ構造
- 作者: ジョン・ベントリー,小林健一郎
- 出版社/メーカー: 丸善出版
- 発売日: 2014/02/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング
- 作者: 広木大地
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2018/02/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: 平澤章
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2011/04/07
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オブジェクト指向のこころ (SOFTWARE PATTERNS SERIES)
- 作者: アラン・シャロウェイ,ジェームズ・R・トロット,村上雅章
- 出版社/メーカー: 丸善出版
- 発売日: 2014/03/11
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オブジェクト指向設計実践ガイド ~Rubyでわかる 進化しつづける柔軟なアプリケーションの育て方
- 作者: Sandi Metz,?山泰基
- 出版社/メーカー: 技術評論社
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Eric Sink on the Business of Software 革新的ソフトウェア企業の作り方
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- 作者: 渡辺玲
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- 作者: アンディ・プディコム,満園真木
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反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」
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天駆せよ法勝寺-Sogen SF Short Story Prize Edition- 創元SF短編賞受賞作
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- 作者: 吉川英治
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- 発売日: 1981/03/27
- メディア: 文庫
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Founders at Work 33のスタートアップストーリー
- 作者: Jessica Livingston,長尾高弘
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2011/08/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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参加者の皆さんに一番刺さったのは技術書ではない「天駆せよ法勝寺」であったようで、お二方ほど実際に買ったそうな...