銀座Rails#12を開催しました

去る2019/08/29(木)、銀座Rails#12を開催しました。

ginza-rails.connpass.com

今回はDeNA様よりお誘いがあり、渋谷ヒカリエにて開催しました。 当日の様子は、Togetterのまとめをご覧下さい。

togetter.com

スポンサーセッション DeNAさま

DeNA様より登壇されたのは、DevRelを業務とされている玉田さん。 銀座線発着駅ということで、会場が銀座Railsにふさわしい理由を説明し、会場の皆さんに納得していただけたようです。

DeNA社は「Delight and Impact the World」というコンセプトを大事にしているとのことで、完成度の高い動画でそれを説明されていました。 また、RubyRailsを積極的に使われているということで、「RubyThursdayを毎週実施」「世界規模の高トラフィック」「複数DB」「グローバル大ヒットタイトルをすべてRailsでさばいている」など具体的に述べられ、今後Rails Communityに積極的に貢献していきたいとお話されていました。

スポンサーセッション リンクアンドモチベーションさま

今回も採用担当の磯崎さんがご登壇。エンジニアを理解するため、継続的にRailsを触る活動をされており、今回も進捗を報告されました。
先月の約束として、「Githubを使う」「RailsTutorialをやる」と宣言されていましたが、実績としてRailsTutorialを2章まで進めたとの事でした。 引き続き、3章以降の写経と、Githubを使うことにチャレンジするとの事です。

そんな採用担当の磯崎さんの会社の募集要項はこちら

www.wantedly.com

「出張Railsウォッチ in 銀座Rails

speakerdeck.com

今回もBPS株式会社から、TechRachoを運営されている森さん、八田さんが登場。 まず事前アンケートの結果を参加者の皆さんに共有。5.2系にversionを上げて使っている方が多かったのが印象的でした。

またRail6に興味を持つ方が多かった結果から、dockerでRails6を簡単に試す方法をまず共有。 そして数ある新機能の中より複数DB機能に焦点を当て、ユースケースの考察やshardingに対応していないなどの制限事項、現存するgemとの機能比較、使い方の説明などを共有して下さいました。

また、Railsウォッチでは常時ご意見募集との事です。

坂川雅俊さん(株式会社ソニックガーデン)「Rails使いのNuxt.js入門」

speakerdeck.com

伊藤さんと同じく株式会社ソニックガーデンにお勤めの坂川さん。 趣味はサウナだそうで、木曜はサウナの日にしているとの事なのですが、このイベントの開催日も木曜日。サウナに行けたのでしょうか...

発表頂いた内容は、「Rails使いのNuxt.js入門」。

Nuxt.jsを使った開発方法について、まずはざっくりと開発の流れについて解説。 次に具体例として、チェックボックスのクリックでリストが切り替わる機能を例とし、プロジェクトのnpxによる作成から、実際に開発を実施する各場面のコードなどについて説明されていました。

ゲストスピーカー @jnchito(伊藤淳一) さん 「プログラマがコードを書きながら考えること 」

今回のゲストスピーカーには、「プロを目指す人のためのRuby入門」などの著書で著名な伊藤淳一さんをお招きしました。

まず伊藤さんは、すごいプログラマはどんなふうにプログラムを書いているのか、たとえばMatzさんとかものすごいスピードで開発しているのではないか、など気になりませんか、と問いかけ、今回は自分がどのように書いているのか、恥ずかしいが動画で共有しますと宣言。 ホテルの予約を定期的に見に行くクローラーを題材に、2倍速の動画にて、実際に開発する流れを共有されました。

動画中では、後から見直して自らツッコミを入れる箇所もちらほら。後から考えるとこうだったな、というリアルな状況が再現されていました。また参加者の方々も食い入るように動画を見続け、「こんな使い方があったのか」「確かに名前付け悩む、自分だけではないのだな」「テストから書くのが良い」など、様々な感想が上がっていました。

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次回、銀座Rails#13について

次回銀座Rails#13は2019/09/12(木)に開催。

ginza-rails.connpass.com

ゲストスピーカーには一周年を記念し、第一回にもお越しいただいた、RubyRailsのコミッターである @a_matsuda 松田明さんをお招きしました。「Railsのパフォーマンスをチューニングしてみる話」をして頂きます。 またトップバッターにはおなじみ @morimorihogeさんの「Railsウォッチ出張版」、公募枠は@masa_iwasakiさん「fixture再考」、@neko314さん「JS Lv.1だけどRailsアプリ上でのVue.jsのよい書き方を調べてみた」。充実した内容となっております。

発表者の募集について

銀座Railsでは、登壇される方を毎月募集しております。

15分は敷居が高いという声に応え、5、10、15分の中から選択できるようにしました。 現在、10月〜12月の発表枠について募集しております。 敷居の低い登壇チャンスのご提供が一つの目標となっておりますので、皆様お気軽にお申し込み下さい。

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