銀座Rails#33を開催しました

去る2021/5/21(金)、銀座Rails#33を開催しました。

ginza-rails.connpass.com

当日の様子は、togetterのまとめを御覧ください。

togetter.com

スポンサーセッション リンクアンドモチベーションさま

今回ご登壇されたのは河野さん。

先日「LM Engineer Meetup」を開催したとのことで、 1つのテーマをもとに、相互コミュニケーションを取る形で開催し、好評だったとのことでした。 リピーターの方も多く、今後も「生産性」「信頼性」「顧客価値」の向上などについてゆるく話していく予定だそうです。

次回は5/27(火)19:00から、生産性向上の中でも障害対応をテーマに開催、参加者募集中とのことでした。

lmi.connpass.com

森雅智(@morimorihoge)さん(BPS株式会社) 「出張Railsウォッチ in 銀座Rails 〜Rails7.0で入る予定の新機能特集〜」

毎回確かなRails成分を注入してくださる森さん。今回はRails7.0で入る予定の新機能をテーマにお話頂きました。 コンセプトは「EdgeなRailsを追いかけるぜ」だとのことで、基本情報のおさらいやChangelogの辿り方から始まり、 森さんが個人的にアツい機能、普通に使って便利な機能などについて、それぞれどのような機能なのかについて解説頂きました。

「EdgeなRailsの追っかけ」はとにかく色々なメリットがある!とおすすめされていました。

speakerdeck.com

伊藤はるかさん「ときめく開発体験を - デッドコードをなくしてときめきをつくる - 」

リンクアンドモチベーション社にお勤めの伊藤はるかさん。今回は「デッドコード削除が開発組織づくりに繋がった話」をしていただきました。

背景としては、開発効率を加速したいというニーズがあり、生産性の向上という観点からさまざまな選択肢を検討。その結果、ROIが高いデッドコード削除を実施したとのこと。

泥臭くデッドコードを追い、実績として2万行以上の削除を達成。さらに、コンマリ理論を引用して「ときめくコードか」という概念を導入・拡大し、そのコードの妥当性について議論する文化ができたそうです。

スポンサーセッション DeNAさま

今回もDeNA様より、人西さんがご登壇。

DeNAというとgolanとか使ってるイメージがあるかもしれないが、Railsのサービスをやっている」とのこと。

DeNARailsで開発したサービスも運営しており、その1つであるライブ配信サービス「Pococha」は、巣ごもり需要もあり、220万DL突破、MAU前年比3倍と急成長中。 しかし、大規模開発で破綻していくコード設計、急増するサーバーへの負荷が問題として上がっているそうです。

そんな成長中のサービス開発の人材を募集しており、

大歓迎との事でした。

career.dena.jp

ゲストスピーカー Uchio Kondo(@udzura)さん「それ、mrubyで - 「Railsな人」のための初めての低レイヤ - 」

今回は「Webで使えるmrubyシステムプログラミング入門」の著者であるUchio Kondo(@udzura)をお招きし、mrubyのお話を聞かせて頂きました。

まずシステムプログラミングの定義について、「OSの機能を使ったプログラミング」と定義。次にそのOSの機能を使うための「システムコール」に触れ、これを知ることはアプリケーションを支えるレイヤを知ることであると説明。

次に、実際にstrace、perfなど「4種の神器」を用いた低レイヤのアプローチから、実際に問題解決をする事例について解説。システムを学ぶメリットについて例示されました。

そしてシステムを学ぶ手段としてmrubyのメリットを列挙、システムプログラミングをmrubyで行うcodeの例を示し、「低レイヤでもRubyを決めましょう」の言葉で締められました。

speakerdeck.com

次回、銀座Rails#34について

次回銀座Rails#34は2021/06/18(金)、オンラインでの開催となります。

ゲストスピーカーには 和田 卓人(@t_wada)さんをお迎えし、主に設計のお話をして頂く予定となっております。 現在、参加者募集中です。 ginza-rails.connpass.com