銀座Rails#36を開催しました

去る2021/8/27(金)、銀座Rails#36を開催しました。

ginza-rails.connpass.com

当日の様子は、togetterのまとめを御覧ください。

togetter.com

森 雅智(@morimorihoge)さん(BPS株式会社)

「出張Railsウォッチ in 銀座Rails~RDoc/YARDでコメントを書く~」

毎度おなじみ森さん。今回はRDoc/YARDを用いた、コメントおよびドキュメンテーションのお話。

自動ドキュメントツールには色々ある中で、Ruby界隈ではRDocとYARDが二大勢力となっています。 それぞれの特徴と良い点、微妙な点を列挙の上、個人的にはYARDがおすすめとの事でした。

speakerdeck.com

河野 誠(@ginkouno) 「銀座Rails Season1 まとめ」

私は銀座Railsの第1回目から本第36回まで、主催・運営を務めさせて頂きましたが、次回から @morimorihoge さんに引き継ぐこととなりました。

3年間で総登録者数5230人、平均145人/回、計119セッションの実施など、実績のご報告を含めた簡単なまとめと、交代の挨拶をさせて頂きました。

@yutafujiiさん「【しくじり先生RailsのAutoloadingとReloadingの仕組みとやってしまったバグ」

HR領域でのWebシステムを開発している @yutafujiiさん。今回はRailsのAutoloadingとReloadingのお話でした。

まずClassic Modeと、Rails6より採用されているZeitwerkの、AutoloadingとReloadingの挙動について説明。

そしてしくじり事例として、ファイル修正後にRelaodingが効かないというトラブルについて共有。その考察および解消方法を述べられ、最後に「原因は『Application(選考)』というRailsが用意するものと被った名前をもつmodelの運用をしていたことだった」とお話されていました。

speakerdeck.com

スポンサーセッション DeNAさま

今回はDeNAさまより、玉田さんがご登壇。

前回に引き続き、Railsをゲームサーバでどう使っているかについて、高品質であるために実施している様々なことについてご説明頂きました。

さらに冒頭でRailsCommiterである @kamipo さんがjoinされているというお話をされ、参加者の多くが驚いていました。

スポンサーセッション リンクアンドモチベーションさま

今回もリンクアンドモチベーションさまより、河野さんがご登壇。

リンクアンドモチベーション社では、「輝かしい未来」をコンセプトに、キャリア・育成においてメンバーに寄り添って目標などの設定しているとの事。

また2021/9/29(水)にはClassMethod社と共同で「進化するエンジニアキャリアパスの在り方」と称し、多様化するエンジニアのキャリアをテーマとしたイベントを開催されるとの事でした。

lmi.connpass.com

ゲストスピーカー 松田 明(@a_matsuda)さん「RubyKaigi Takeout 2021 タイムテーブル徹底解説」

丸3年目の節目ということで、松田 明さんに3回目のご登壇を快諾頂き、今回は目前に迫ったRubyKaigi Takeout2021の解説をして頂きました。

Rubyistオタクとしての知識を存分に活かし、登壇される方々の様々な情報を交えながら、各セッションについてご説明。半分くらいの説明を終えたところで予定の時間となりましたが、参加者はまだまだ最後まで聞きたいと盛り上がっており、松田さんには予定を30分プラスした時間までお話頂きました。

RubyKaigi Takeout2021の申し込みはこちらから rubykaigi.org

次回、銀座Rails#37について

次回銀座Rails#37は2021/09/24(金)、オンラインでの開催となります。

ゲストスピーカーは飯塚 浩也(@0317_hiroya)さん、タイトルは「既存のRESTful なRails プロジェクトに、GraphQLの導入を検討した話」。

現在登壇者、参加者ともに募集中です。 ginza-rails.connpass.com

おわりに

お陰様でほぼ丸3年、皆様にご支援頂きながら、銀座Railsを継続することができました。

本当にありがとうございました。

次回以降、私 ginkounoは運営から退き、主催者は @morimorihoge さんに交代となりますが、よりよいコミュニティにすべく、すでに色々とアイディアを出して頂いております。

リニューアルされる銀座Railsを、今後もよろしくお願い致します。