銀座Rails#20を開催しました

去る2020/04/17(金)、銀座Rails#20を開催しました。

ginza-rails.connpass.com

コロナウイルスの影響を受け、今回の銀座Railsもオンラインでの開催となりました。

前回と同じく発表者との相互コミュニケーションツール「CommentScreen」を用いたコメント投稿を実施したため、 togetterのまとめも少なくなっております。ご了承下さい。 togetter.com

スポンサーセッション リンクアンドモチベーションさま

リンクアンドモチベーションさまからは、いつもの通り磯崎さんがご登壇。 リモート勤務になり、「ゼロからわかる Ruby 超入門」を読みながら勉強をはじめているとのこと。今後の発表が期待されます。

セッション内ではBtoB / BtoCで展開している4つのプロダクトを紹介、その中で使われている技術等についてお話されました。 エンジニア募集中との事です。 www.wantedly.com

@morimorihogeさん「出張!Railsウォッチ in 銀座Rails

speakerdeck.com

毎度おなじみ 森(@morimorihoge)さんによる、出張!Railsウォッチ。 今回は「Excelと仲良くするという選択」という、聞いただけでうっと声を出してしまう人も居そうなタイトルでしたが、非エンジニアである運用担当者がExcelでデータを取り扱えるようにするために、エンジニアが出来ることは何か、という現実的なご提案でした。

具体的な例として、テキストでのExcelへのコピー / ペーストなど、実装の手間を抑えつつ、手持ちの手札でなるべく良い成果すためのノウハウをお話頂きました。

@yahondaさん「How to git bisect ruby/ruby repository」

いつもOSS活動への関わりを、わかりやすくお話して下さる 本多(@yahonda)さん。 今回は「How to git bisect ruby/ruby repository」と題し、実際のrubyリポジトリに対し、git bisectの利用して、不具合が発生した原因となるcommitを探すお話でした。

speakerdeck.com

まずはRailsのCIとRubyのversionの関係を解説、実際にRuby2.8.0でのみredになっているRails CI(actionpackのmaster)を例示し、git bisectコマンドを使って対象となるRubyのコミットを見つける手順を、コマンドの実行例とともにお話頂きました。

スポンサーセッション forkwellさま

毎度おなじみ、いつもお世話になっておりますforkwellさま。 今回も「あなたの価値が世界に届くポートフォリオサービス」forkwell、「一括送信のない、市場価値がわかるスカウト」forkwell jobsのサービスの良さをお話頂きました。 そしていつもの限定登録プレゼントキャンペーンに加え、更に今回はforkwellを開発するgrooves社も人材を募集されているとの事でした。 jobs.forkwell.com

ゲストスピーカー すがわらまさのり(@sugamasao) さん「Ruby on Rails6エンジニア養成読本から学ぶRails6.0新機能 + Rails6のRuby2.7対応」

今回はゲストスピーカーとして、「Ruby on Rails6エンジニア養成読本」「パーフェクトRuby on Rails」などの著者である、すがわらまさのりさんをお迎えし、主にRails6のお話をして頂きました。

speakerdeck.com

まずはRailsの機能のなかでも「omakase」な箇所であるWebpackerについて、その使うべき状況はいつなのか考察。次に複数DB機能について、基本的な機能のおさらいと制限事項について考察。

今回はWebpacker、複数DB、並列テストについて、その使い所や制限について解説。またRuby2.7 & Rails6.0の組み合わせについて、現時点ではWarningが出るものの、以前ご登壇頂いた kamipoさんをはじめとする開発者の方々のおかげで次のversionでは大幅に改善しているとの見込みであることを共有されました。

次回、銀座Rails#21について

次回銀座Rails#21は2020/05/15(金)、今回同様オンラインでの開催となります。

ginza-rails.connpass.com

ゲストスピーカーには @toshimaru_e さんをお招きし、「Fat Model の倒し方」についてお話頂きます。 現在参加者募集中です。