パーフェクトRuby on Rails【増補改訂版】は良い

今日の朝技術評論社の電子版を購入したので、ざっと読んでみました。

感想

歳を取ってくると指導的なお仕事も増えてきまして、指導にあたり「未経験者 / 初級者の方にどうやって階段を作っていくか」を意識することが大切なんだなぁと日々感じております。

その階段の高さに適切な書籍等があるととても嬉しいなと思うのですが、

ここ1〜2年で ゼロからわかる Ruby 超入門 (かんたんIT基礎講座) 現場で使える Ruby on Rails 5速習実践ガイド Ruby on Rails 6 エンジニア 養成読本 Software Design plusなど新しい書籍が何冊か出ており、Rails TutorialやRails Guideなどと合わせてだいぶ足回りを固めやすくなって来て、大変ありがたい世の中だなぁと感じるのであります。

そんな中で今回出版されたこちら。

読んでみると、Railsを使って開発している間にどこかで覚えたり使ったりすることになる、という知識が本編からColumnまで満載です。

全部をじっくり読んでもよし。ざっと頭に目次を入れてなにか課題があったときに「あ、そういえばパRailsに書いてあったな」と引っ張り出して来るのもよし。どう解決しようかな〜と実務で考えている時に、目次から対象となる記事を探して利用するもよし。

今この時に手元に置いておいて、まったく損の無い良い本だなぁと思いました。

それぞれの情報の信用性につきましても、コミュニティでよく顔を合わせたり、一緒にプロジェクトを立ち上げたり、学生時代から付き合いがあったりする友人知人が著者として名を連ねており、彼らが現場で実際に戦っており、その仕事ぶりの一部を知る人間としてもオススメできる信頼の一冊です。

二年に一回位出ないかなぁ...と正直なところ思います(が、その作業の膨大さから人生の意味を問いながら書く彼らを見ていると、そんなお願いをするのも心苦しいのであります)

ということで、たいへんオススメの一冊でした。